はじめに
パートナーに浮気されていることが発覚し、離婚の二文字が頭から離れない・・・。
裏切られたショック、愛する人が浮気をする人だったというショック、浮気相手への怒り、今後の家庭への不安・・・。
浮気をされた方の心の傷は深く、事実を知って、離婚を考える方はたくさんいます。
しかし、悲しみや怒りで衝動的に離婚を決めるとうまくいかないことが多いのです。
相手が浮気を認めずに離婚手続きができなかったり、慰謝料がまったくもらえなかったりと、離婚の失敗例は多く聞きます。
では、相手の浮気による離婚を上手に進めるには、どうすればよいのでしょうか?
このサイトでは、離婚する前に知っておきたい3つの知識を紹介していきます。
目次
離婚に絶対役立つ3つの重要事項
配偶者の浮気・不倫を知って離婚を考えている方のために、まずは、離婚に関する基礎知識を3つご紹介したいと思います。
1.離婚の方法には4種類ある
一口に離婚といっても、その方法は主に4つあります。
順番に見ていきましょう。
協議離婚(きょうぎりこん)
一番スムーズなのが協議離婚です。
これはお互いに離婚に同意し、離婚届を役所に提出する方法です。
離婚理由が何であるかなども関係なく、お互いの合意と、証人2人の署名さえあれば問題ありません。
ただし、慰謝料や養育費などについてきちんと取り決めを交わしておかないと、後々面倒な事になりますので、注意が必要です。
調停離婚(ちょうていりこん)
協議離婚で双方の同意が得られなかった場合、次にとられる方法が調停離婚です。
裁判の前の段階としてある調停ですが、裁判ではないので、法的な拘束力はありません。
これもやはり、お互いに離婚に同意したところで離婚が決定します。
この調停離婚も、法的に定められた離婚理由以外の原因で申し立てができます。
また、浮気をした側からの調停の申立ても可能です。
審判離婚(しんぱんりこん)
調停離婚でもうまくいかない場合は、審判離婚が行われます。
家庭裁判所が調停員の意見を聞き、決定を下します。
ですが、この決定に納得できない場合、2週間以内に異議申し立てをすることで審判は効力を失うので、法的な拘束力はなくなります。
2週間以内に異議申し立てがされない場合には、強制力を発揮します。
裁判離婚(さいばんりこん)
審判離婚でも結果が出ない場合は、最終段階の裁判離婚に進みます。
地方裁判所が決定を下し、この決定が最終決定となります。
審判離婚では、異議申し立てをした段階で強制力を失いますが、裁判離婚の場合は、地裁の決定は絶対なので、「離婚」という判決が下された場合は離婚が決定となります。
審判離婚や調停離婚には法的に定められた離婚理由は必要ありませんでしたが、この裁判離婚では、民法に定められている「離婚事由」が必要です。
また、浮気をした、いわゆる有責配偶者側からの申し立てはできません。
このように、離婚の方法には4段階あります。
離婚がスムーズにいかない主な理由としては、もちろん、離婚するかしないかに関して揉めている場合もありますが、慰謝料や財産分与、子供がいる場合は養育費などに関しての意見の不一致が多いようです。
2.慰謝料をもらうことは簡単ではない
浮気の際に発生する慰謝料問題。
慰謝料を請求するには、まず相場を知ることが必要です。
しかし、慰謝料は浮気の程度や結婚年数などケースにより様々で、実際は数十万〜500万円と幅広いのです。
思っていた額の慰謝料をもらうには、まず自分がもらえる額を客観的に把握し、それ以上の額を請求すること、それと請求を諦めないことです。
離婚話が長引くと精神的に辛く慰謝料を諦める人もいますが、非常にもったいないです。
3.第三者にもはっきりとわかる浮気の証拠が必要
証拠がないと不利になる
浮気をしている人は問いただしても、はじめは
「私は浮気をしていない!」「私を疑ってるのね?」「どこに証拠があるんだ」
などと、白を切るものです。
そのようなときに「○○さんが見たらしい」とか「メールを見た」というだけでは、本人はさらなる言い訳をするかもしれません。
もし本人が浮気を認めたとしても、いざ離婚に踏み切るときに証拠を消されてしまっていたり、自白を翻したりすることがあります。
離婚が決定したとしても、慰謝料を請求するときにそのような事態になってしまうと勝ち目はなく、最悪、慰謝料ももらえません。
証拠の量や質によっても、慰謝料の額は変わっていきます。
浮気の証拠を押さえるメリット
浮気の証拠は相手に浮気を認めさせるためにも、その後の離婚をスムーズに進めるためにも非常に重要になってきます。
先ほども説明しましたが、離婚話が長引くことに疲れ、慰謝料を諦めてしまう人もいます。
でも、証拠がきちんと揃っていればそのようなことにはなりません。
感情にまかせて離婚を決めてしまうのではなく、証拠を確保しつつ時期や方法など計画を立てておくのが賢明といえます。
浮気による離婚に必要な書類とは?
浮気をされて離婚を決意した場合、事前に用意しておきたいものがいくつかあります。
離婚届が必要となることは言うまでもありませんが、万が一離婚を拒否された場合のことも考えて、最低限必要となるものは手元に置いておきましょう。
1.浮気の証拠
先ほども触れたとおり、浮気が原因で離婚するなら証拠が不可欠です。
浮気をすぐに認めなかったり、話がこじれたりした時にも、浮気の証拠があればこちらが有利になります。
「不貞」の証拠を押さえる!
この時に重要となるのは、不貞の証拠でなければならないということです。
つまり、明らかに性交したことを確認できるか、もしくは性交をしたと推認できる証拠ということになります。
代表的な証拠としては、
- メールやLINEなどのやりとりをプリントアウトしたもの
- 不貞行為が認められる手紙やメモ
- 浮気をした事実が認められる会話を録音したもの
- ホテルや自宅に入るところを写した写真・映像
- 探偵社の調査報告書
などがあります。
その他に、上記のものほど効力は認められないかもしれませんが、
- 浮気相手からのプレゼント
- 友人・知人からの証言
などがあるでしょう。
2.離婚協議書
浮気の証拠の次に用意したいものとして、離婚協議書が挙げられます。
離婚協議書とは、離婚時に2人で取り決めた約束事のようなものです。
どんな内容を記載するか?
- 慰謝料
- 財産分与
- 子供の親権
- 養育費
- 年金分割
などについて、細かく取り決めた内容を記載します。
個人的に作ることもできますが、できるだけ法律に詳しい専門家に依頼した方が良いでしょう。
また、養育費や慰謝料が支払われない時のことを考えて、いざという時は差し押さえができるよう、公正証書にしておくことをおすすめします。
この後離婚調停が必要となってきたら、さらに
- 離婚協議書
- 夫婦関係事件調停申立書
- 夫婦の戸籍謄本
- 収入印紙
を用意する流れとなります。
いざ、必要となる書類などを用意するといっても、時間や手間だけではなくお金も掛かるものです。
考えていたよりも大変な作業ですので、早めに準備するようにしましょう。
浮気による離婚をスムーズに進める方法は?
最初に説明したように離婚の方法は複数あり、段階があがるにつれて費用がかさんできます。
慰謝料や養育費などは「当然もらえるもの」だと思って、甘く考えてはいけない問題です。
上記3つの重要事項を踏まえた上で、夫、もしくは妻の浮気による離婚を最もスムーズに進める方法が探偵を利用することです。
探偵を利用するメリット
浮気の証拠があれば離婚にかかる費用が抑えられますし、希望通りの慰謝料をもらうことができる可能性が高まります。
また、探偵や弁護士にかかった費用も慰謝料からまかなうことができます。
なにしろ、自分で浮気の証拠を手に入れるのは相当な苦労を伴います。
例えば、法律で浮気と定義される不貞行為。
まず思い浮かぶのがラブホテルに入る写真だと思いますが、このシーンを写真に収めるには彼らの行動や行き先を把握し、気づかれないまま写真を撮ることができるような距離にいなければなりません。
しかし、妻または夫という近い存在の人が追跡すると気付かれやすく、証拠の入手はより一層難しくなります。
- 自身で集めた浮気の証拠まとめ
- 探偵事務所を使っての証拠集め(報告書をもらい、夫・妻に言い逃れさせないため)
- 弁護士の用意(慰謝料請求のため)
探偵は調査のプロですから、これらを自分の代わりにやり遂げてくれます。
さらに、調停や裁判でも使える調査報告書を作成してくれるので、離婚の際の金銭問題にもとても強いのです。
探偵を選ぶ時に気をつけたいこと
全国には驚くほどの数の探偵社が存在します。
困ったことに中には悪質な業者もいて、「何百万円もの費用を請求された」という話も耳にします。
どの業界でも悪徳業者は耳にすることがあると思いますが、探偵においては普段頻繁に利用することがない分、調査依頼をする際には特に気をつけたいものです。
大手探偵事務所を選びましょう
特に浮気調査の場合、たった一度のミスも許されません。
やはり確実に浮気の証拠を掴んでくれるという点で、選ぶなら大手探偵社が安心です。
なぜなら、大手探偵社なら調査範囲も日本全国対応している会社が多く、調査においても一定時間で調査員を入れ替えたり、対象者にバレないように調査車両を入れ替えたりするなど、成功率の高い調査ができるからです。
これらは規模が小さい探偵社ではなかなかできないことでしょう。
また、即日の調査にも、個人事務所等ではすぐに対応できないケースが多いのです。
安心して調査依頼ができる探偵事務所
ご存じの方も多いと思いますが、有名な大手探偵社には
- 原一探偵事務所
- HAL探偵社
- アーウィン女性探偵社
- 総合探偵社MR
- ファミリー総合調査事務所
などが挙げられます。
中でも、浮気調査を最も得意とする探偵社は、原一探偵事務所でしょう。
第1位 浮気調査におすすめの「原一探偵事務所」
原一探偵事務所は、調査実績40年以上という、探偵業界では類を見ないほどの実績を持っています。
その実績を支えるのは実力と信用でしょう。
調査料金
- 基本料金40,000円
- 調査料金80,000円〜/1日
- 追加料金なし
テレビに協力するほどの実力!
原一探偵事務所は数多くのテレビ番組でも実力を発揮しています。
テレビ朝日「テレビのチカラ」、TBSテレビ「徳光和夫の感動再会“逢いたい”」などで原一探偵事務所をご存じの方もいらっしゃるかと思います。
最新の機器と長年の経験で、最短の期間で納得の調査をしてくれることで、評判の高い会社です。
わかりやすい料金設定!
もう一つ、原一探偵事務所がおすすめされるポイントは安心の料金設定にあると思います。
原一探偵事務所は大手であり、数多くの依頼を請け負っているため、一人あたりの客単価を抑えることができています。
それで低価格での調査が実現されているそうです。
また事前の見積もりに交通費などの諸費すべてが含まれたものが提示されるので
追加料金が発生することがありません。
これなら気になる調査料金をきちんとわかった上で依頼できますね。
浮気調査に特化!
大手会社の原一探偵事務所ですが、依頼でもっとも多いのが浮気調査だそうです。
浮気調査なら原一探偵事務所だといわれる所以ですね!
また、離婚に強い弁護士等の紹介もしてくれます。
アフターケアがしっかりしていることも、人気の一因なのではないでしょうか。
きちんと証拠を得て、ぜひ心残りのない、納得のいく離婚をして下さい。
※原一探偵事務所無料相談フリーダイヤルは0120-70-1622
(24時間365日・全国対応・匿名非通知OK)
第2位 徹底したサポートを安値で実現!「ラビット探偵社」
創業年数が浅くても業績を伸ばしている探偵事務所として、「ラビット探偵社」が挙げられます。
調査料金
- 基本料金6,000円〜/調査員1名1時間あたり
- 追加料金なし
嬉しい低価格!
高い調査力はもちろんのこと、料金が安いことが特徴です。
見積もり額には諸経費も含まれていて、内訳の説明も付いた明朗会計となっています。
追加料金は一切なく、できる限りコストを削減できるようプランを設定してもらえるので、費用面が心配な方でも安心です。
充実したサービス!
特に好評なのが、調査内容のリアルタイム報告、裁判で有効な調査報告書の作成、弁護士のアフターサポートの3点です。
まずリアルタイム報告は、調査員が現在のパートナーと浮気相手の動きを報告してくれるサービスです。
自宅にいながら現場の状況を知ることができるのでとても便利です。
それに合わせて調査プランの変更などを指示することもできます。
調査した内容は、報告書とDVDにまとめてたものを渡してもらえます。
どちらも裁判で使えますし、パートナーと浮気相手の行動が具体的にわかるようになっています。
証拠を掴んだ後は、弁護士のサポートを受けながら離婚や慰謝料請求に向けて動いていきましょう。
問題がきちんと解決する時まで、徹底してラビット探偵社がフォローしてくれます。
相談は24時間無料ですので、自分の都合のいいときに問い合わせてみましょう。
第3位 調査後の対応も◎!「総合探偵社TS」
調査料金
- 16,200円〜/1時間
- 実費経費が別途請求される場合あり
メディア掲載実績も多数の総合探偵社TSは、調査完了後のアフターサービスもしっかりしており、実際に浮気が本当だった場合にどうするかなどの相談にも乗ってくれます。
希望に応じて、離婚に強い弁護士や、復縁のためのアドバイザーなども紹介してくれますので、調査終了後の行動もスムーズに進みます。
肝心の浮気調査を行う調査員も、併設の探偵学校で様々なことを学んだプロのみで構成されているので、質の高い調査を行ってくれます。
調査は3〜6名体制、料金は1時間あたり税込16,200円からと、良心的です。
見積もり・相談はもちろん無料、見積もり以外の料金もかからないので、安心して任せることが出来ますね。
(※交通費などの経費が別途かかる可能性はあります)
※総合探偵社TS無料相談は0120-492-027
(24時間365日・全国対応)
第4位 成功報酬払いが人気の「HAL探偵社」
また、全国主要都市に拠点を持つHAL(ハル)探偵社も、大手探偵事務所の1つとして挙げられるでしょう。
調査料金
- 1時間6,000円/1名
- 追加料金なし
- 成功報酬&後払い制
おすすめのポイントとして、支払い料金が成功報酬&後払い型だという点が挙げられます。
成功報酬とは、情報が何も得られなかった場合依頼人が支払う金額が0円となるシステムです。
見積もりは調査前に無料で出してもらえて、調査後の追加費用もありません。
調査終了から最短3営業日で、裁判にも提出可能な報告書を作成してくれるので、急いでいる方にも良いですね。
HAL探偵社の公式サイトでは、無料・匿名で費用計算も出来るシミュレーターがありますので、そちらも参考にしてみると良いかもしれません。
※HAL探偵社無料相談フリーダイヤルは0120-512-037
(24時間365日・全国対応・匿名非通知OK)
第5位 顧客満足度97%!「探偵会社AG」
大手の老舗探偵事務所としてもう1つおすすめしておきたいのが、「探偵会社AG」です。
創業57年、実績67,000件以上のAGは、顧客満足度が97%と非常に高いことでも人気です。
調査料金
- 基本料金:108,000円/1日3時間まで
- 情報収集:5,400円〜108,000円(ランクA〜E)
- 追加料金なし
- 追加調査の依頼可
見積もり以上の経費がかからず、現在の状況をこまめに連絡くれるなど、依頼者の不安をしっかりカバーしてくれます。
また、調査報告書も裁判で使用できるしっかりとしたものを仕上げてくれ、調査終了後のアフターフォローも万全です。
見積もり・相談は無料、さらに、WEBからの申込み限定のトライアルパックなどもありますので、ぜひ1度、公式サイトを見てみることをおすすめします。
第6位 異例の全額返金保証付き!「総合探偵社フルスピード」
上記でご紹介した探偵事務所に比べると大手事務所とは言い難いですが、おすすめなのが「総合探偵社フルスピード」です。
調査料金
- 1時間5,000円〜/調査員1名
料金が調査員1名あたり5,000円からと、わかりやすく、更に業界最安値に挑戦しているというところが、予算があまりない方にとっては非常に魅力的なポイントです。
調査もしっかりしていて、質の高い報告書を作成してくれます。
また、調査後のフォローも万全で、必要に応じて弁護士などを紹介してくれます。
この際の紹介料などが追加でかからないところもありがたいです。
そして何といっても、調査に不満があれば全額返金保証もついているという点が、安心できるポイントです。
見積もりや相談は無料で行ってくれるので、上記でご紹介した探偵事務所と比べてみるのも良いのではないでしょうか。
探偵なんて使ったことないし、どこが良いのか分からない…という方は、「街角相談所-探偵-」で相談してみるのもおすすめです。
複数の探偵事務所の一括見積もりが取れたり、自分の状況や予算に合った探偵事務所を紹介してもらったりできます。
匿名・無料で相談できるのも安心できるポイントです。
※街角探偵相談所無料相談は0120-715-013
最後に
離婚をする前に知っておきたいポイント3つと、浮気による離婚に関する基礎知識、おすすめの探偵事務所をご紹介しました。
配偶者の不倫を知ってしまったショックはとても大きなものでしょう。
それをきっかけに、離婚を決意する方もいらっしゃるかもしれません。
ですが、感情に任せて離婚を選ぶのは良くありません。
その浮気が勘違いではないか、勘違いではなかったとして、離婚事由に当てはまるのか、そういったものをじっくり確かめてから離婚に向けて動くのでも遅くはないでしょう。
離婚をするのかしないのか、そういったところも含めて、経験豊富な探偵事務所に相談してみるのも良いかもしれませんね。
更新履歴
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